篠山紀信について
篠山紀信は東京市淀橋区柏木(現在の東京都新宿区北新宿)出身の写真家である。本名は篠山 紀信(しのやま みちのぶ)。モデルと離婚後、アイドル歌手の南沙織(本名=篠山明美)と再婚。俳優の篠山輝信は次男。
中学2年生の時、落語家に入門。最高の名人として知られる桂文楽 (8代目)(落語協会会長)の孫弟子となる。
日本大学藝術学部写真学科及び東京綜合写真専門学校を卒業。
在学中より新進写真家として頭角を現し、1961年にライトパブリシティに就職。APA賞等数々の賞を受賞。華々しいデビューを飾る。
その作品数の多さ、ジャンルの多様さは他の写真家を遥かに凌ぐ。
1991年には女優の樋口可南子をモデルにした写真集「Water Fruit 不測の事態」で事実上、陰毛を解禁させ、続けて同年に出版した当時トップアイドルだった宮沢りえの写真集「Santa Fe」は新聞に出した全面広告が評判を呼び、ブームを巻き起こした。「Santa Fe」はその年のベストセラー7位、「Water Fruit 不測の事態」は10位の記録を残している。
2024年1月4日、老衰のため逝去。83歳没。
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