羽田圭介について
羽田圭介は小説家である。東京都生まれ、埼玉県松伏町出身。明治大学商学部卒業。明治大学付属明治高等学校在学中の2003年、高校生と中学生の兄弟が憎み合い、「家庭内ストーキング」を繰り返すさまを独特の表現で描いた「黒冷水」で第40回文藝賞を受賞。17歳での受賞は当時3人目で、最年少。応募する際、締切日ぎりぎりで投函した。
2006年受賞第一作「不思議の国のペニス」を『文藝』に発表。2008年同誌に「走ル」を発表、今後は社会人生活と並行して執筆活動を続けるとコメントしている(『文藝』2008年春号)。芥川賞候補作となる。
2010年、第四作「ミート・ザ・ビート」が第142回芥川賞候補になる。
2015年7月16日、「スクラップ・アンド・ビルド」で又吉直樹の『火花』と共に第153回芥川賞を受賞した。
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