大崎善生のプロフィール

大崎善生について

大崎善生は作家、元雑誌編集者である。北海道札幌市出身。
妻は、女流棋士（現在は引退）の高橋和。

早稲田大学卒業。在学中は松沢呉一や保坂和志らと交遊。文学青年であったが、一方で将棋に熱中。また、角落ちから将棋の手ほどきをしてくれた府川充男らと、雑誌『同時代音楽』の編集に携わる。

1982年、日本将棋連盟に就職し、道場の手合い係を経て、雑誌編集部に移り、「将棋年鑑」、「将棋マガジン」、「将棋世界」を手がける。1991年に「将棋世界」編集長となり、真部一男「将棋論考」、河口俊彦「新・対局日誌」などを企画する。

2000年、29歳で亡くなった将棋棋士、村山聖の生涯を追ったノンフィクション小説『聖の青春』で、第13回新潮学芸賞を受賞。同作品はのちに、漫画化・ドラマ化・舞台化がされている。

2001年に退職し、専業作家となった。同年の「パイロットフィッシュ」からは、将棋から離れ、小説を発表。

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