久保康生について
久保康生は1970年代後半から1990年代後半にかけて活躍した元プロ野球選手(投手)である。2005年より阪神タイガースの一軍投手コーチを務める。福岡県柳川商業高等学校(現:柳川高等学校)時代の1976年の夏の甲子園にエースとして出場し、3回戦まで進出。1977年ドラフト1位で近鉄バファローズに入団。エース級の背番号16が与えられる。入団4年目の1980年に速球派として頭角を現し、プロ初勝利を挙げ、ローテーション投手の仲間入りを果たし、1982年には自己初の2ケタとなる12勝をマークする。その後は先発ローテーションの谷間で活躍するも、1988年5月に中谷忠己との交換トレードで、阪神タイガースに移籍。移籍当初は先発要員として完投勝利を挙げることもあったが、1990年以降は中継ぎに専念し、同年セントラル・リーグ最多登板をマークするなど、長く阪神の中継ぎとして活躍する。1996年途中で近鉄バファローズに復帰し、翌1997年限りで現役引退。21年間の長きに亘り活躍。
妻との間に長男、長女、双子の姉妹の計4人の子供がおり、双子の姉・久保啓子は2008年にプロゴルファーとなった。また双子の妹・久保宣子も2010年にプロゴルファーとなった。長女と2007年に結婚した上井邦浩もプロゴルファーである。
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