宝田明について
宝田明は映画俳優、タレントである。日本映画の黄金期である昭和30年代、東宝を代表する二枚目スターであった。1954年、東宝ニューフェイス第6期生として俳優生活をスタート。特撮映画の金字塔である『ゴジラ』で初主演を果たす。長身・美形の二枚目俳優として東宝映画の若手トップスターとなり、数多くの映画に主演した。1959年に、日本人初のミス・ユニバースの栄冠に輝いた児島明子と結婚し、2人の女子をもうけたが後に離婚。長女は1991年に『ジプシー』がヒットした歌手・女優の児島未散。
1960年代は、東宝と香港のキャセイ・フィルムとの合作映画(『香港の夜』他)で、香港の女優・尤敏(ユーミン)とコンビを組んで、香港、台湾など、アジア地域で絶大な人気を博した。1961年には小津安二郎監督が東宝で撮った映画『小早川家の秋』にも出演している。
2022年3月14日、肺炎のため逝去。87歳没。
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