成川哲夫のプロフィール

成川哲夫について

成川哲夫は東京都出身の俳優である。国際空手道連盟玄制流成道会会長。本名同じ。法政大学第二高等学校卒業、法政大学経済学部中退。妻は元女優の関口昭子。別名伍代 勝也、伍代 達弘。

法政大学在学中より東映演技研修所に入り、1967年3月、『悪魔くん』23話でテレビ初出演。同年、第8期東宝ニューフェイスに合格し、1968年に『東京バイパス指令』（日本テレビ）で本格デビューした。

1969年半ば頃、東宝を退社し、さち子プロに移籍。『柔道一直線』（TBS）へのゲスト出演などを経て、1971年より放映が開始された特撮テレビ番組『宇宙猿人ゴリ』（フジテレビ）で主役のスペクトルマン/蒲生譲二役に起用された。同番組は裏番組『巨人の星』（日本テレビ ）を視聴率で上回ることもあるほどの人気番組となり、俳優・成川の代表作となった。同番組出演中の1971年5月、第8期東宝ニューフェースの同期だった関口昭子と結婚した。

『スペクトルマン』終了後は、1970年代中盤に佐野プロダクションに移籍。この間伍代 勝也（五代 勝也は誤植）、伍代 達弘の芸名を使用した。およそ3年でさち子プロに復帰し、成川哲夫に再び芸名を改めた。

再改名後も『噂の刑事トミーとマツ』（TBS）にレギュラー出演するなど活躍したが、1982年、 60年代より師事していた空手の師範が死去し、道場を指導者として引き継ぐ形となった。1983年には国際空手道連盟玄制流成道会を発足させ、その運営に注力するため、同年をもって俳優業を引退した。

その後は成道会の会長・師範として、空手道の研鑽と普及発展に尽力したが、2010年1月1日、肺がんのため65歳で逝去した。

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