黛ジュンについて
黛ジュンは歌手、女優である。東京都調布市出身。本名は渡邊 順子(わたなべ じゅんこ)。1960年代後半を中心に、独特のパンチの効いた魅力的な歌声でヒットを飛ばし、現在も活躍している歌手である。実兄は作曲家の三木たかし。現在は独身、2回の結婚歴が有るものの2回とも離婚している。品川区立冨士見台中学校卒業後、本名で各地の米軍キャンプにジャズ歌手として巡る。
1964年に「渡辺順子」の名でデビューするもヒットせず、1967年に石原プロモーションへ移籍する、作曲家の黛敏郎のファンだったこととパンチのある意味合いで黛ジュンと改名し、東芝音楽工業から「恋のハレルヤ」で再デビュー。ミニスカートと共にパンチの効いた歌声で一気に注目を集める。
1968年にリリースされた「天使の誘惑」は更なる大ヒットとなり、その年の第10回日本レコード大賞に輝いた。1967年から1968年の2年間で、レコード売上が500万枚を記録。自身のヒット曲が主題歌となった映画にも出演。「天使の誘惑」「夕月」では主演に抜擢、売れっ子女優にもなった。また年末恒例のNHK紅白歌合戦では、1967年の第18回から1970年の第21回まで、4年連続で通算4回の出場を果たしている。
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