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張本勲

張本勲の詳細情報

張本勲

読み仮名	はりもといさお
タレントジャンル	スポーツ選手
誕生日	1940年06月19日（年齢84歳）
血液型	O型

張本勲について

張本勲は在日韓国人二世の元プロ野球選手（外野手）、現野球解説者、タレントである。本名は張勲（チャン・フン）。
3000安打、500本塁打を共に記録している唯一の選手である。
愛称は「ハリさん」、あるいは「ハリ（ハリーとも）」。

地元の段原中学校時代にエースで4番打者として広島県大会で優勝。松本商業高校（現・瀬戸内高校）定時制に進学。部内の暴力事件もあって同校を1年生の1学期で退学。家族に懇願して広島を飛び出し、大阪府の浪華商業高等学校（浪商高等学校を経て現・大体大浪商）へ転校した。在日韓国人高校生で構成する日韓親善高校野球の選手に選抜され渡韓、生まれて初めて「祖国の土」を踏む。

1959年同郷の先輩である岩本義行監督の東映フライヤーズに入団。入団1年目から2桁本塁打を放ち、新人王を獲得。2年目には打率3割をマークし、3年目、打率.336で21歳にして首位打者を獲得。以降引退まで、通算7度の首位打者に輝いた。1970年には打率.383、本塁打34本、打点100という自己最高の成績を残している。1972年8月19日の西鉄ライオンズ戦で、東尾修投手から史上7人目となる2000本安打を達成。「安打製造機」の異名を取り、南海ホークスの野村克也らと共に1960年代から1970年代のパ・リーグで活躍した。

1976年、高橋一三・富田勝との交換トレードで巨人へ移籍。1980年、ロッテオリオンズに移籍。同年5月28日、地元川崎球場での阪急ブレーブスとの対戦において、山口高志投手より本塁打を放ち、日本プロ野球史上初となる3000本安打を達成。この快挙を記念したメモリアルプレートが同球場に展示された。翌年の1981年に引退。1990年、野球殿堂入り。