小林稔侍のプロフィール

小林稔侍について

小林稔侍は俳優である。鈍牛倶楽部所属。本名は小林稔侍（こばやし としじ）。和歌山県伊都郡かつらぎ町出身。和歌山県立笠田高等学校卒業。俳優の小林健は息子、女優の小林千晴は娘。

第10期東映ニューフェイスの試験日と大学の入試日が重なり迷った挙句、親には大学入試へ行くと嘘をつき学生服姿でニューフェイス試験を受け合格。同期には池田駿介（キカイダー01などに出演）がいた。

東映東京撮影所の専属俳優として、アクション映画やアクションドラマ（仁侠映画や刑事ドラマ）で悪役を数多く演じていた。セリフがほとんど無い端役を長らく続けていたが、時として高倉健の脇をがっちり固める役どころも多かった。

1986年にNHK連続テレビ小説『はね駒』で主人公である斉藤由貴の父親役を演じ好評を博す。これが転機となり徐々に頭角を現していく。寡黙な渋い演技から、軽いノリの役まで幅広くこなす演技派俳優。

1993年から数年にわたり男性タレント好感度ランキングで上位にランキングされるなど、最近はもっぱら温和なイメージが定着した。2000年、『鉄道員』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。2006年には山田洋次監督『武士の一分』で助演として出演した。

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