イモ欽トリオについて
イモ欽トリオは日本のテレビ番組起源のコミックソングユニットである。1981年、フジテレビで放送されていたバラエティ番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」のレギュラーである、ヨシオ役の山口良一、ワルオ役の西山浩司、フツオ役の長江健次とで結成されたコミックソングユニット。近年増えるバラエティー番組を起源とする企画ユニットの元祖的存在。
デビュー曲は『ハイスクールララバイ』。楽曲提供に同年松田聖子や近藤真彦をブレイクさせた作詞家の松本隆、アルバム「BGM」リリース直後のYMOの細野晴臣を迎えた。テクノポップブームに見事に便乗し、企画ものとしては異例の大ヒット。売り上げ160万枚のミリオンセラーを記録し、TV番組『ザ・ベストテン』でも8週連続第1位を達成した。レギュラーの音楽番組視聴率歴代1位でもある『ザ・ベストテン』最高視聴率41.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した1981年9月17日放送日の1位でもある。
1982年をもって長江健次が大学受験等のために脱退し、フツオが二代目(後藤正・放送期間中に番組を降板し、同時に芸能界を引退)に代わった、三代目フツオは3人居てそれぞれ「フッ君」「ツッ君」「オッ君」と呼ばれ最終的にオッ君役だった境田晃一が三代目フツオとなる、番組終了とともに解散。現在はオリジナルメンバーにより、時折、再結成している。
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