吉本隆明について
吉本隆明は思想家、(詩人、文芸批評家)、東京工業大学世界文明センター特任教授(講義はビデオ出演のみ)である。日本の言論界を長年リードし、「戦後最大の思想家」と呼ばれている。「隆明」を音読みして「りゅうめい」と読まれることも多い(有職読み)。漫画家のハルノ宵子は長女。 作家のよしもとばななは次女。東京市月島生まれ。1942年、米沢高等工業学校(現 山形大学工学部)入学。1943年から宮沢賢治、高村光太郎、小林秀雄、横光利一、保田与重郎 、仏典等の影響下に本格的な詩作をはじめる。
向島の勤労奉仕の後、1945年東京工業大学に進学。1947年9月に東京工業大学工学部電気化学科卒業。
大学卒業後2、3の町工場へ勤めたが、労働組合運動で職場を追われ、1949年、東京工業大学の特別研究生の試験に合格し、給与を受けながら東京工業大学無機化学教室にもどり稲村耕雄助教授に就く。
2012年3月16日、肺炎のため東京都の日本医科大学付属病院で逝去。満87歳没。
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