大島渚
読み仮名 | おおしまなぎさ |
タレントジャンル | 映画監督 |
誕生日 | 1932年03月31日(年齢80歳没) |
血液型 | - |
大島渚について
大島渚は映画監督である。夫人は女優の小山明子。妹の大島瑛子は女優、プロデューサー。岡山県玉野市生まれ。国際的名声を不動にしたのは、阿部定事件(1936年)を題材に社会の底辺にすむ男女の性的執着と究極の愛を描いた1976年の『愛のコリーダ』(L'Empire des sens)であった。日本公開では、映倫の介入によって作品が意味をなさないほどの大幅な修正を受けることになった。
『愛の亡霊』(Empire of Passion) も同様のテーマを扱った作品で、不倫の妻が愛人と共謀して夫殺しに走るという内容である。カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した。
監督・演出家としての才能だけではなく、演技者の素質を見抜く才能は希有なものがあった。当時お笑い芸人としてしか認知されていなかったビートたけしを「彼以外には考えられない」として『戦場のメリークリスマス』の重要な役に抜擢し、桜井啓子(『無理心中日本の夏』、映画出演前はフーテン族だった)、荒木一郎(『日本春歌考』)、ザ・フォーク・クルセダーズ(『帰ってきたヨッパライ』)、横尾忠則(『新宿泥棒日記』)、栗田ひろみ(『夏の妹』、本作が映画デビュー作で主演)、坂本龍一(『戦場のメリークリスマス』)など、俳優を本業としない人物や素人に近い新人俳優を多く抜擢し、作品においても彼らの生のままの素材を活かすことに成功している。
2013年1月15日、神奈川県藤沢市の病院で肺炎のため死去した。80歳没。
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