希有馬について
希有馬はゲームデザイナー、イラストレーター、漫画家、玩具会社銀十字社代表である。宮崎県宮崎市出身。多摩美術大学二部中退。漫画家としては以前使っていた井上純弌(読み同じ)を用いることがあり、また希有馬(けうま)のペンネームで同人誌活動も行う。本名は井上 純一(いのうえ じゅんいち)。1970年生まれ。コンピュータを使用しないロールプレイングゲームであるテーブルトークRPG(TRPG)のゲームデザイナーや、ゲーム雑誌を中心としたイラストレーターとして1990年代から活躍している。近年では玩具プランナーとしての顔もあり、同人ベースでフィギュア製作活動を行っている。
TRPGの代表作は時代劇にサイバーパンクの要素を取り入れた『天羅万象』、西洋風ファンタジーに銃やメカの要素を取り入れた『アルシャード』、パラレルワールドな現代で少年少女が対峙する黙示録的ロボットアクション『エンゼルギア』など。近年はファーイースト・アミューズメント・リサーチと組んだ作品が多い。『天羅万象』は『RPGマガジン』誌上で世界観の紹介やリプレイなどが掲載され、同誌の1990年代中盤から後半にかけての看板作品の一つとなった。
漫画家としてはWebで公開している『中国嫁日記』が評判を集め、2011年8月12日にエンターブレインから単行本が発売された。これが井上としては初の商業書籍化された漫画作品となる。
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