平井和正について
平井和正は神奈川県横須賀市生まれの小説家、SF作家である。神奈川県立横須賀工業高等学校を経て中央大学法学部卒業。娘は漫画家の平井摩利。1962年、同人誌『宇宙塵』に発表した『レオノーラ』が『SFマガジン』に転載され、商業誌にデビューした。
1963年、原作を担当した漫画『8マン』(画:桑田次郎)が『週刊少年マガジン』誌上で連載開始。この漫画は『エイトマン』としてテレビアニメ化され同時期の『鉄腕アトム』と並ぶ大ヒット作となる。当時はテレビアニメ創成期でSFを理解できる脚本家は少なく、原作者自らがシナリオを担当したほか、豊田有恒ら同時期デビューのSF作家仲間も脚本家として参加した。
その後も漫画原作を手がけ、『エリート』(画:桑田次郎)、『超犬リープ』(画:桑田次郎)、『幻魔大戦』(共同原作および画:石森章太郎)などを相次いで発表する。
2015年1月17日、病気療養中であったが逝去。76歳。
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