梶浦由記について
梶浦由記は作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサーである。東京都生まれ。アニメやゲームを中心として、CM、映画などの分野でも活動している。その独特な深みのある楽曲は「梶浦サウンド」と称されている。
小・中学生時代をドイツで過ごす。東京都立国立高等学校を経て、津田塾大学学芸学部英文学科卒業後、日本電信電話(NTT)に入社、技術者として従事する。高校時代に加入したアマチュアのガールズバンド「15 SAND(いちごさんど)」のキーボーディストとして、就職後も活動を続けていた最中にファンハウスの目にとまり、1993年7月にユニット「See-Saw」としてメジャーデビューする。
1995年1月に公開された映画『東京兄妹』で作詞・作曲中心のソロ活動を開始、1997年の『EAT-MAN』、1998年の『ダブルキャスト』を皮切りにアニメやゲームの音楽を中心に手がけるようになる。
2001年、See-Sawの活動再開とともにビクターエンタテインメントに移籍。2003年5月に「FictionJunction」を、2008年1月には「Kalafina」をそれぞれビクターエンタテインメントとSME Recordsと契約し、いずれも歌手は固定されない流動型のバンドとして音楽プロデュースの活動を行う。
2011年10月に『Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2011』において『魔法少女まどか☆マギカ』で劇伴部門を受賞し、2012年10月に『Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2012』において『Fate/Zero』でサウンド賞を受賞した。
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