森博嗣について
森博嗣は小説家、工学博士である。元名古屋大学助教授。愛知県生まれ。妻はイラストレータのささきすばる。東海中学校・高等学校を卒業後、名古屋大学工学部建築学科へ進学、同大学大学院の修士課程修了後に三重大学工学部の助手として採用される。その後母校の助教授として勤務していた。
1990年、名古屋大学から工学博士を取得。
1995年の夏休みに処女作『冷たい密室と博士たち』を約一週間で執筆。原稿募集が始まったメフィストに投稿し、編集部から次作の要望を受ける。第4作『すべてがFになる』の完成後、メフィスト編集部がメフィスト賞の誕生を発表。『すべてがFになる』が第1回メフィスト受賞作となる。1996年4月のデビュー作『すべてがFになる』刊行時には第5作目までが刊行予定とされていた。それ以降も大学で勤務しながらハイペースで作品を発表し、一躍人気作家となる。
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