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村岡花子

読み仮名 むらおかはなこ
タレントジャンル 翻訳家
誕生日 1893年06月21日(年齢75歳没)
血液型 -

村岡花子について

村岡花子は翻訳家、児童文学者である。児童文学の翻訳で知られ、モンゴメリの著作の多くと、エレナ・ポーター、オルコットなどの翻訳を手がけた。

山梨県甲府市に生まれる。東京に育ち、1904年には東洋英和女学校へ編入学。同校高等科在学中からアイルランド文学の翻訳家松村みね子の勧めで童話を執筆。1914年に東洋英和女学院高等科を卒業すると、英語教師として山梨英和女学校に赴任。同年、友人と共に歌集『さくら貝』を刊行。

1917年から、東京銀座のキリスト教出版社である教文館に女性向け・子供向け雑誌の編集者として勤務。1919年に福音印刷合資会社の経営者村岡敬三と結婚し、村岡姓となる。1920年に誕生した長男を、1926年に病で喪う。このことを機に、英語児童文学の翻訳紹介の道に入る。1927年、片山廣子の勧めにより、マーク・トウェインの"Prince and Pauper"を『王子と乞食』の邦題で翻訳し、平凡社から公刊。

1932年から1942年までJOAKのラジオ番組『コドモの時間』の一コーナー『コドモの新聞』に出演、「ラジオのおばさん」として人気を博した。1960年、児童文学に対する貢献によって藍綬褒章を受ける。1968年、脳血栓で死去。

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