六代目笑福亭松喬のプロフィール

六代目笑福亭松喬について

笑福亭松喬は兵庫県小野市出身の上方噺家である。本名は高田 敏信（たかだ としのぶ）。所属事務所は松竹芸能。上方落語協会会員。出囃子は「高砂丹前」。

青春時代から地元の神戸松竹座に通うようになり演芸のファンになる。そのころに見た6代目笑福亭松鶴の『相撲場風景』を聴いて5番目弟子として入門。下積み時代はクラブでのアルバイトに明け暮れていた。しかし、早くからその才能を注目され、師匠・松鶴からは「笑福亭の噺を一番うまいこと受け継ぐ」と言われたとの逸話があり、特に大ネタ『らくだ』を生前の松鶴に直接稽古つけてもらった、数少ない弟子の一人である。
松喬の襲名は、師匠・松鶴の死の直前に言われ、周りには反対意見も多かったが、角座で3日間に渡る襲名披露興行を行った。現在は独演会、松喬一門会を開く他、噺家修業や人間関係をテーマにした講演会を行ったり、役者としても活動している。

2011年12月に肝臓がんが見つかり入院。翌4月に復帰するが、2013年6月に緊急入院。2013年7月30日に死去。62歳没。

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