桐島洋子について
桐島洋子は東京生まれのエッセイスト、ノンフィクション作家である。長女は歌手・女優の桐島かれん、次女はエッセイストの桐島ノエル、長男は写真家の桐島ローランド。都立駒場高校卒業。高校卒業後、文藝春秋新社に入社。1957年、20歳で雑誌『文藝春秋』の記者となる。
1964年に未婚の母として、桐島かれんを産む。翌1965年、次女ノエルを身ごもり、退社してフリーのライターとなる。1968年、長男桐島ローランドを出産。同年かれんのみを連れてアメリカへ。かれんは東海岸の保育所に預け、単身アメリカを放浪し様々な職業につく。ロスアンゼルスで新しい恋人ができた為、子どもたちを呼び寄せ、「万が一の場合の子供たちへの遺書」的な意味もこめて、「破天荒なシングル・マザー」としての経験を書いた自伝的エッセイ『渚と澪と舵 ふうてんママの手紙』(題名は、三人の子の日本名)を1970年に刊行。新しい女の生き方を示して、多くのファンを得る。アメリカに送られてきたファンレターを読み、日本で文筆生活をして生きていこうと決意し、同1970年帰国。
以降、女性の生き方についての本などを多数、執筆、翻訳する。
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