田辺聖子について
田辺聖子は小説家である。大阪府大阪市生まれ、兵庫県伊丹市在住。伊丹市名誉市民。淀之水高等女学校を経て樟蔭女子専門学校(現大阪樟蔭女子大学)国文科卒。大阪の金物問屋に就職し、勤める傍ら文芸同人の『文芸首都』『大阪文学』に参加。後に小説『花狩』がラジオドラマに採用され放送作家となる。
1956年、『虹』で大阪市民文芸賞受賞。1964年に『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』で芥川賞受賞。大阪弁を使う恋愛小説を確立。また、吉川英治文学賞を受賞した『ひねくれ一茶』など、歴史小説も多い。
2006年には、エッセイなどをもとに朝の連続テレビ小説『芋たこなんきん』(NHK大阪放送局制作)が作られた。
2019年6月6日、総胆管結石による胆管炎のため逝去。91歳没。
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